京都検定は、地方検定の中でも人気で有名な検定ですが、2級以上は意外と難関…?なんて声も。
試験結果をみても、合格率は4割にも満たないほど。3級の合格率からはガクッと落ちます。
絶対受かりたいけど、何をしたら?そう思って実際していたのがこの3つです。
京都検定 オススメの3つの勉強方法
過去問を解いて解いて解きまくるべし!
過去問片手に公式テキストを読み解くべし!
知ったか知識を潰していくべし!
バーンて感じでまとめるとこれです。それぞれみていきましょう。
1.過去問を解いて解いて解きまくるべし!
受験経験がある方はやったことがあるはず。やはり、傾向を知って対策するのが試験勉強には欠かせません。
過去問は、京都新聞のホームページで無料で見ることができます。
※ただこちらは、画像が粗かったり問題ページが抜け落ちてたり(!)しますが…。
解説付きで理解を深めたい!と思う方には、京都新聞出版社から『京都検定問題と解説』が出ていますので、これでしっかり過去問に取り組むことができますよ。
過去問は最低でも2周はしたいところです。
2.過去問片手に公式テキストを読み解くべし!
公式テキストは、検定の解答基準ともなっていますので、ゲットしておいて損はありません。ただ、
そんな方も多いでしょう。厚みがあるので持ち運びにも不向きです。
ご心配いりません。このテキストの使い方、ただ読むではありません!
例えば、過去問で出てきた寺社仏閣。初めて聞いたとこでよく分からない
↓
公式テキストの索引で逆引き
↓
記載ページに付箋:第○回で出てきたか、記載内容のどこが出てきていたか、などをメモしておく
この行程でいけば、公式テキストを全体的に目を通すことができます。
テキストに載ってなければ、読み飛ばしちゃえばいいのです!ああ、「今回だけの謎問題だ」と割り切って。
3.知ったか知識を潰していくべし!
最後はこれです。過去問もやったし、公式テキストもけっこう読めてきた。そんなとこにあるんです、そう、知ったつもりの知識という落とし穴が。例えば、
桂離宮と修学院離宮。左京区にあるのはどっちか?建築家ブルーノ・タウトが著書で絶賛したのはどっちか?
千家、裏千家、武者小路千家。だれがそれぞれを興したか?だれが次男で三男で四男か?
こんな感じの、問題で見たし聞いたこともあるけどどっちだったっけ?というふわふわした「知ったか知識」をクリアにしていくことが必要です!
五花街の覚え方、京都の通りの覚え方、天皇とゆかりのある寺社仏閣、京都で有名な寺社と池の名前など、こちらの記事もご参考に!
京都検定合格までのスケジュールを立てよう!
勉強方法がわかったら、あとはスケジュールです。予定を立てて目標達成までの道を明確にしておきましょう。
京都検定までのスケジュールは?
検定の申し込みは9月からで、試験日は12月の第2日曜です。
勉強時間は長ければ3ヶ月とれますが、3ヶ月集中するのって、けっこうしんどいですよね。
1ヶ月あれば、
最初の2週間…過去問をがっつりやり込み、公式テキストから知識を頭に入れつつ検定の傾向をつかむ。
次の1〜2週間…知ったか知識を潰すようにする。
最後の1週間…過去問・公式テキスト読み込み・知ったか知識潰しのラストスパート。
こんな感じで短期間ですが、集中して取り組めます。
京都検定勉強の配分は?
初めのころは、過去問:2割、公式テキストでの確認:8割で、知識の詰め込みに割きます。
過去問に取り組むのは移動中でもできるように印刷してまとめておくと便利です。
過去問がひととおり終われば、検定の傾向やよく出る問題がなんとなく見えます。
そのころは、過去問:5割、公式テキストでの確認:2割、知ったか知識潰し:4割くらいです。
試験勉強にオススメの道具は
オススメは、試験勉強テッパンの赤シートと赤の消せるペンです。
これで何回も取り組めますし、インクの減りがこれだけやった!て気持ちにつながるのでいい感じです。
京都検定2級を受ける方へ
京都検定2級は、「京都が好き」「京都には何回か行ったことある」「京都の事をもっと知りたい」という気持ちさえあれば、なんとか合格にたどり着くことが可能だと思います。
試験に受かるための勉強方法でありながら、「へぇ〜そうなんだ!」「知らなかった!」「おもしろ!」というエウレーカな瞬間に多々出会えます。
ぜひ、楽しんでチャレンジしてみてください!その参考になれば嬉しい限りです。